タイの季節は日本と違い3季に分かれていて、3月から5月までが暑季、6月から10月までが雨季、11月から2月までが乾季と呼ばれるそうです。タイは熱帯なので、湿度や雨量には差があるものの、ほぼ一年中通して気温は30度を超え、そのせいかデング熱やマライアなど蚊による感染症が多く見られます。また、水あたりや食あたりでの下痢や消化不良にも注意が必要です。近年、タイの病院医療の水準は上がり、日本の医大を卒業した日本医グループ登録医師が勤める日本人患者に適応した病院もあるようですね。
タイへ在住する日本人は多いので、言葉が通じることはとても安心でしょう。また、現地には日本人医師や看護師も多く赴任しています。医療費は各病院により金額の差があり、病院にかかる場合はあらかじめ調べておくことが安心なようです。タイでは全国民が対象の30バーツ保険という安く定額で診療を受けられる制度があり、死亡保障つきの生命保険加入率も高いようです。
それだけ健康への関心と不安が強いのでしょうか。また、外国人向けの医療保険も充実しています。海外で重い病気にかかるのはとても怖いことですよね。医療費を心配せず、安心して病院で治療が受けられるよう加入しておくと良いかもしれません。
歯医者にかかる際には、保険適用がなく自由診療なのだそうです。エイズの罹患率も上がっていて、国としても予防策を強化している様子です。意外にもインフルエンザや結核による患者も多く、大気汚染などの問題も深刻化されています。