がん検診が辛い時代は終わった?

日本は先進国の中でもがん検診の受診率が低い国です。先進国の医療は日々進歩していますので、しっかりと定期的にがん検診を受ければがんも怖い病気ではなくなってきています。検診を受けてなにか悪いものが見つかったらどうしようと検診を受けない人がいますが、それは本末転倒です。悪いものでも初期に見つかれば命に別状はありません。

怖がらずにしっかりと検診を受けましょう。機器が進歩して、検査自体も負担が少ないものになってきています。胃がんを見つけるための胃カメラは辛い検査の代表例のようなものでしたが、最近では口からではなく鼻から細いカメラを入れてのがん検診が可能になりました。嘔吐感が出る部位を通過しないため、辛さがかなり軽減されました。

口を通さないため医師と話しながら検査を受けることも可能です。麻酔を使用して寝ているうちに検査が終わっているという方法もありますが、実際に自分の目で胃の中を見ると安心することもあるので、起きたまま検査が受けられるのは大きなメリットでしょう。鼻に麻酔をするので多少の違和感はありますが痛みは感じません。検査後は少しジェルが出たり鼻水が出やすかったりしますが、すぐに日常生活に復帰できます。

まだすべての医療機関に鼻からの胃カメラが導入されているわけではないので、自分が検診を受ける医療機関に問い合わせてみると良いでしょう。料金も口からの胃カメラより少し高い程度ですので、金額の心配はいりません。

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